ケアマネVS社会福祉士の資格はどちらの方が難易度が高い?

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「ケアマネと社会福祉士って、どっちのほうが取るのが簡単なのだろう?」

福祉業界の職員として資格を取りたいと思った時、ケアマネと社会福祉士で迷う人もいるかもしれません。

この二つの資格はどちらも福祉業界では重宝される資格なのですが、どっちがいいかを考えた場合、もう少し両方の資格の特徴を知っておく必要があります。

なぜなら、自分の関心がある福祉分野によって、それぞれの資格が活きてくるからです。

今回はケアマネと社会福祉士についての特徴を解説していくとともに、それぞれの難易度についてもお伝えしていきます。

資格を取るならどっちがいいかについて、迷っている方の参考になれば幸いです。

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ケアマネと社会福祉士、取るならどっち??

先に結論から述べますと、自分自身が働きたいと考えている職場によってどちらを取る方がいいのかは異なってきます。お互いの資格にはそれぞれの特徴があるためです。

ケアマネは「高齢者福祉をメインとしている資格」であること。

社会福祉士は「福祉分野全体の知識を必要としている資格」であるということ。

これらがポイントとして挙げられます。

一見すると社会福祉士のほうが「難しそう」というイメージが持たれやすい傾向にあるようです。しかしケアマネのほうが高齢者福祉の深い知識が必要となります。

お互いに特化した特徴がある資格であることがわかりますよね。

その点に気をつけながら、ケアマネと社会福祉士の資格取得に関してそれぞれの難易度をみていきましょう。

受験の難易度は?実際の合格率からみてみる

まずはケアマネの合格率からみていきましょう。

第20回(平成29年度)は、受験者数131,560人に対して、合格者数28,233人で、合格率は21.5%となっています。

第1回目が40%を超える合格率だったことを考えると、年々合格率は低下しているように思えます。

しかし、第19回(平成28年度)が合格率13.5%でしたが、第20回では21.5%と、合格率が伸びてきています。

「最近のケアマネ試験は難しいらしいから無理かも」という噂の情報を鵜呑みにしないほうがよいでしょう。

ここ数年では合格率が上がってきているというイメージを持っておくことが大切だと思います。

また、ケアマネの試験日は毎年10月におこなわれます。

比較的体調の整えやすい季節に受験できるのですが、夏バテなどで体調を崩さないようにしておきたいところです。

第20回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187425.html

次に社会福祉士の合格率をみていきましょう。

社会福祉士の合格率はおよそ30%あたりを推移しており、過去5年間での合格率は25%~30%となっています。

第30回社会福祉士国家試験合格発表:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196349.html

合格率でみると、ケアマネのほうが難易度が高いのかな?

とイメージを持つ人もいるかもしれません。

一概には言えないのですが、社会福祉士は平成20年度からの法改正により、試験科目が13科目から19科目へと変更されました。

そこで一気に合格率は下がることなく、25%~30%の合格率を維持しています。

その点から「幅広い知識をバランスよく学習する」ということについては大きな変更も無いように感じました。

また、社会福祉士の試験日は第31回(平成31年)から2月第1週の日曜日に変更されました。(今までは1月第4週の日曜日)

インフルエンザの流行しやすい時期での受験となりますので、体調管理は万全に整えておきたいところです。

ケアマネと社会福祉士の受験資格は?

ケアマネと社会福祉士は同じ福祉関連の資格ですが、受験資格はそれぞれ異なったものとなっています。

それぞれの資格の受験資格をみていきましょう。

ケアマネの受験資格

ケアマネを受験するためには、指定された法定資格を保持した状態で、職場での実務経験が5年以上かつ900日以上である必要があります。

2017年(平成29年)までは無資格者でも実務10年、社会主事任用資格やホームヘルパー2級の資格を持っていれば実務5年で受験が可能でしたが、2018年(平成30年)からは撤廃されています。

2018年からケアマネの受験を考えている人は、この変更点に気をつけておきたいところです。

私の経験談ですが、過去の職場でホームヘルパー2級の資格を取り、実際に5年間介護現場で実務経験を積み、そのままケアマネの試験に合格した人が多くいました。

2017年までは介護福祉士に合格しなくても、ホームヘルパー2級の資格を持って実務経験を5年積めば、ケアマネになることは可能だったわけです。

しかし、2018年以降は法定資格(介護福祉士)の試験に合格して、さらに5年の実務経験を積むことが必要となりました。

介護福祉士を受験できる実務経験が3年ですから、そこから実務経験を5年重ね、最短でも合計8年の実務経験が必要となります。

介護支援専門員実務研修受講試験について

社会福祉士の受験資格

社会福祉士を受験するためには、多くのルートが設けられていますが、実務経験だけでは受験資格が得られなくなっています。

一番最短のルートでは福祉系大学で4年間学ぶルートがありますが、相談業務などの実務経験を積んだのちにスクーリングをおこない、受験資格を得るという方法もあります。

注意点としては、高齢者福祉分野では介護職員としての介護は実務経験には含まれず、生活相談員や指導員などの相談実務経験が必要になるという点があります。

この相談業務にはケアマネとしての実務経験は含まれますので、ケアマネから社会福祉士を目指すという人も実際にいました。

ぜひ参考にしていただければと思います。

社会福祉士国家試験:社会福祉振興・試験センター

http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/route.html

どれくらいの期間勉強する必要がある?

ケアマネも社会福祉士も常に受けられる試験ではなく、どちらも年に1回の試験となっています。

そのため計画を立てながら勉強を進めていく必要があり、概ね1年間ほどの期間があると、ゆっくりと自分のペースで学習を進められると思います。

自分の時間が常に取れる人ならよいのですが、働きながら勉強をしたり、家事をこなしながら勉強する場合には、なかなか時間が取れないこともありますよね。

ひとつの目安として「まずは1年間の勉強計画をたててみる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。

ケアマネと社会福祉士のそれぞれの就職先とお給料

ケアマネと社会福祉士は、同じ福祉分野でも職種は異なってきます。

それぞれの主な就職先や給料面をみていきましょう。

ケアマネの主な就職先とお給料

ケアマネの正式名称は「介護支援専門員」と呼ばれ、主に高齢者福祉分野で働くことがメインとなります。

介護の必要としている高齢者の人が安心して生活を続けられるように、本人や家族、他職種の職員と連携をとりながらケアプランを作成し、対応していきます。

主に居宅介護支援事業所(ホームヘルプサービス、デイサービス、介護付有料老人ホーム)や介護入所施設(グループホーム、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム)などがメインの職場となります。

ケアマネの給料は月平均34万円(平成28年厚生労働省統計)となっています。

また、ケアマネとしてのキャリアが増えてくると、主任介護支援専門員として包括支援センターで働く道もありますので、さらなる給料アップが期待できます。

社会福祉士の主な就職先とお給料

社会福祉士の職場は多岐にわたりますが、主に高齢者福祉分野、児童福祉分野、障がい者福祉分野、病院、福祉事務所などがあります。

それぞれの場所で相談援助業務をこなしていくことになります。

ケースワーカー、医療ソーシャルワーカー、生活相談員、生活指導員、支援相談員、福祉事務所職員など、ポジションもそれぞれ異なってきます。

社会福祉士の給料は月平均31万円(平成28年厚生労働省統計)となっています。

働く場所によって開きはあるかと思いますが、ひとつの目安にしていただければと思います。

参考情報:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/17/dl/28gaiyou.pdf

まとめ

いかがでしたか。

今回はケアマネと社会福祉士の比較でしたが、私個人としての意見を最後に付け加えておきます。

ケアマネと社会福祉士どっちがいい?という内容では、冒頭でも述べたように「自分のやりたいことができる資格かどうか」が一番大切であると考えます。

そして、ケアマネと社会福祉士はどちらのほうが難易度が高い?と聞かれると、私の学習してきた経験から、社会福祉士のほうが難易度が高いと思います。

社会福祉士では試験範囲が幅広いので、得意分野や苦手分野が出てくるためです。

ケアマネももちろん難易度は高いですが、高齢者福祉分野を深く学ぶという視点から、介護実務経験のある方なら学習は進めやすいでしょう。

ケアマネと社会福祉士それぞれの特徴を知った上で、まずはどっちがいいのかを選ぶことが大切です。

自分のやりたい仕事に向けて、よりよい職場に出会っていただけることを願っています。

この記事を書いたのは:田仲

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