フィンランドの介護業界も人手不足が深刻!~人員不足は誰のせい?~

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フィンランドでは、準看護師学校で介護を学び介護資格を取ります。準看護師学校は毎回かなりの倍率で入学がむずかしいのです。

それほどたくさんの人たちが看護、介護に興味を持っていながら、なぜ現場では、つねに従業員不足に悩まされてしまうのでしょうか。

この記事では日本の介護業界と同じように人手不足で悩む、海外介護事情を紹介しています。

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フィンランドの甘すぎる社会ルールの設定で当日欠員が多すぎる

病気は誰にも防げません。

いざ病気になったとき仕事を休むのは必要なことです。

しかし、欠勤が多い。

しかもそれが当日欠勤であるとき、そのような人をどう思うでしょうか?

たとえどんなに仕事ができても、信頼関係など仕事をするうえでの大切な関係を心から築くことは、むずかしいと思います。

ほとんどの場合は体調不良が理由ですが、その裏にはさまざまな原因があります。

精神的なケアがいき届いていないため、体を壊す人が多い

私たちは人をお世話するのが仕事です。

人の感情に振り回されることもしょっちゅうです。

不平不満を抱えたまま、仕事を続けなくてはいけないこともよくあります。

ストレスを解消できないまま働き続けてしまうと、心も体も病んでしまいやすくなります。

今、介護の現場においては疲れ、多忙などから上手に自分自身をケアできていない、ストレスに対処できない介護士が増えています。

当日欠勤が出た場合は必ず周りに迷惑がかかります。

すぐに欠員分のスタッフを探さなくてはいけません。

それが上手くいかなければスタッフの足りないまま限られた時間の中で、いつもより多くの仕事をこなさなくてはいけません。

簡単に欠勤できるフィンランドの社会ルールはプロ意識を欠けさせる

フィンランドの仕事の契約書は契約を結んでいる期間中は強い力を持ちます。

契約期間のあいだは、よほどのことがない限り解雇したりはできません。

さらに、医師の診断書を会社に提出すれば、病欠手当までもらえます。

つまり、たくさん休んでしまっても収入に大きな差が出ることはありません。

この制度こそが、自分が欠けたら誰かに迷惑をかけてしまうという責任感やプロ意識を低下させ、無責任な欠勤を多発させている大きな原因だと私は思います。

そしてたとえ契約書があったとしても強く注意できない上司や管理職もまた、フィンランドでは問題になっています

経験の浅い研修生に頼ってしまう現状

そもそも研修生は学ぶために現場にいるのでスタッフではありません。

しかし、人手不足のときには研修生ほど頼れる人はいません。欠員の出た分の仕事を、研修生にまわしてしまいがちですが、やはり研修生は指導員と共に学ぶのが仕事です。

スタッフとして扱うのは大きな間違いです。

それでも介護現場では、人手不足を補うために研修生を頼ってしまうことをやめることができません。

頼ることが悪いのではなく、いざ何かあったときの責任が誰にあるのかとなったときが怖いのです。

研修生に押し付けてしまうことになりかねない状況がそこにあることが問題なのです。

何があるかわからない現場で私たちが扱っているのは命です。

十分なスタッフをそろえることで、いざというときの対応も問題なくできるようになります。

介護士たちにも余裕ができ、ミスも少なくなります。

ストレスを感じることも、忙しい環境に比べたらとても少なくなります。

どうしても優先になるのは、仕事ができる人よりもいつでも仕事に来られる人

当日欠勤が出た場合、急いでかわりのスタッフを探さなくてはいけません。

早朝スタッフの欠員は、今すぐ来てくれる人を見つけるのがとても大変です。

そのため、このような状況にも素早く対応してくれるいつでも仕事に来られる介護士は重宝されます。

しかし、いつでも来られる人というのはそれなりの理由がある人がほとんどです。

職員が抱えるそれぞれの事情

・学生である

学校が休みであれば来られるが、経験が浅く、薬などを扱える許可を持っていないことが多いです。

・シングルマザー、ファザーである

子供の世話があるので、定職につくことができない。そのため、欠員の出たときにだけ仕事に呼ばれるというパターンが多くあります。

早番はできても、夕方は子供を見なくてはいけないので遅番はできないなど仕事時間の設定がむずかしいことが多くなります。

学生も、1人で子育てをしている人も、決まったシフトでは働けないという問題があっても、仕事上の問題はそれほどみられません。

問題を抱える困った職員とは(非常識のレベルが高い)

問題があるのは介護士として向いていない人が欠員スタッフの代わりに呼ばれてしまうことです。

・仕事の失敗が多く、物忘れがしょっちゅうで仕事をまかせられない。

・口数が少なく、説明不足で相手を混乱させてしまう。

・不衛生、またはアルコールなどの匂いがする。

・コミュニケーション能力が低く、すぐにいなくなる。

このような問題点から、同じ場所で安定した仕事につけなかった「仕事待ち介護士」がやって来ること大変。

何かしらの問題が必ずおきてしまいます。

欠員が出たままのときよりも仕事が増えてしまうこともあります。

何より問題なのは従業員の質が下がり、誰が働いていて誰が働いていないのか仕事に差ができてしまうことです。

公平な仕事の割り振りができず、スタッフの中に不満がちらつき、雰囲気や環境を悪くしてしまうことです。

まとめ

人手不足や欠員を減らすには、職場のルールを改善することだと思います。

しかしフィンランドではそれはむずかしいことです。そのため私たちは頻繁なミーティングなどで意見を述べ合いますが、それでも一向に改善はされません。

無責任なスタッフを細く長く繋ぎとめるのではなく、新しいスタッフをプロ意識のある介護士に育てることに専念できれば理想的です。

しかし契約という強い保険がある限り、スタッフを入れ替えるというのもむずかしいことです。

人手不足がスタッフに不平不満をあたえてしまい、余裕のない職場環境がストレスをまねく。

そして病んでしまいまた欠員が出る。

この悪循環をとだえさせるためには、上に立つ人たちが少し厳しくスタッフを指導すべきではないかと私は思います。

そう簡単に解雇されないという保険に守られて働いているのではない。

・介護の仕事が好きだからここにいるのだと各自に自覚させること。

・自分たちは責任感のあるプロの介護士だと自信を持たせること。

これもまた、上に立つ人たちの重大な仕事ではないでしょうか。

日本とはまた違った問題がフインランドの介護業界を人手不足にしてしまっているのです。

この記事を書いたのは:姫岡 凜(ひめおか りん)

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