介護職の転職先!介護施設と病院で看護助手のメリットとデメリットを紹介

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働き方改革

「介護士」と言っても、「介護施設で働く介護士」「病院で働く介護士」とでは、仕事内容や置かれている状況や立場は違います。

介護職で転職を考える時、「どっちのほうが大変なんだろう?」そんな風に考える方も多いと思います。

今回は私が介護職を経験している中で、感じたことをもとにお話していこうと思います。

(介護×医療のストロークでは、実際にそのお仕事についている現場の職員や業界経験のある方に、記事を書いてもらっています。)

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介護施設と病院では主体者が違う

主体者の差

■介護施設は介護職が花形です!

介護施設の場合は、介護士が主体となって業務を回します。

そのため業務にまつわることは介護士が中心となって判断をすることが多いです。

その分責任(利用者の人生や家族の要望に対する責任)もかかってきます。

■病院では介護は裏方に回ります!

しかし、病院の場合は看護師や医師が主体となるので、介護士は看護の補助的な役割となります。

どちらかというと業務のほとんどは、看護師の指示に従うことの方が多いと思います。

病院の介護士は「介護士」ではなく「看護助手」と呼ばれることが多く、「雑用」と感じてしまう方もいるようです。

介護施設と病院では利用者の利用目的が違います

利用者の目的

■介護施設の利用者の目的

介護施設では、

「できるだけ自分のことは自分でしたい」「ずっと家で暮らしたい」といった方の日常生活を続けるための援助や、

・利用者さんの家族の休息のための利用をする
・社会交流のために介護施設を利用する

など、その利用目的は様々です。

そのため、一度利用が始まれば長期的に関わることがほとんどです。

ちなみに、利用できるのは40歳~64歳までの特定疾患を患っている方と、65歳以上の介護の必要な方です。

■病院の患者さんの目的

一方、病院では怪我や病気を治すための「治療」を目的としています。

治れば退院となるので、ある程度介護する期間が限られています。

病院を利用できる方はなんらかの治療が必要とされている方です。

介護士は病院では出世しにくいです

出世はむずかしい

介護施設では介護士が主体のため、上を目指している人には副主任や主任、相談員など出世の道があります。

しかし、病院では看護師・医者が主体なため、介護士ができる仕事が限られています。

そのため昇格しづらい傾向にあります。

■給料はどうでしょうか?

一般的には病院の方が、給料がいいイメージがあると思いますが…。

比較したところ、それぞれの施設や病院によって様々なので、一概にこちらどちらが多いとは言えませんでした。

介護施設と病院では業務の内容や幅が違います

仕事の幅

■介護施設勤務では?

介護施設での介護士の業務は様々です。

入浴・食事・排泄の介助はもちろん、季節の行事やレクリエーションを考えて、利用者に提供しなければなりません。

食事をする際には食堂まで移動するため、離床や臥床の回数も多くあります。

また、ケアプランの立案や実施は介護士が中心となり、介護士から家族にケア内容の提案を行います。

入所施設では特にですが、夜間は看護師を配置していない施設が多くあります。

夜間に利用者さんが急変した場合、介護士が対応しなければなりません。

デイサービスでは送迎があるため、介護士が運転をして利用者の送迎をしなければならない場合もあります。

■病院勤務では?

しかし、病院では介護施設ほどしっかりとレクリエーションをするところはあまりないです。

行事のため外出することもほぼありません。

食事の際にはそれぞれの病室で食べる場合が多く、そのため離床臥床の頻度もかなり少ないと言えるでしょう。

一方で、治療をする際には看護師について治療の補助をすることもあります。

医療器具の管理も行います。

入院されている方には軽度の病気やケガの方もいれば、重度の患者さんもいるため、病気やケガについてしっかり理解することが必要です。

慎重に対応をしなければなりません。

病院では、患者さんに急変があれば介護士が対応することはほとんどなく、看護師や医者がすぐ対応してくれます。

介護施設と病院勤務のそれぞれのメリットとデメリット

■介護施設勤務のメリット

・ステップアップしたい人は、相談員や主任などといった道もある。

・利用者さんの気持ちや考え、笑顔を引き出すことも重要な役割の一つとなる。そのためコミュニケーション能力を養うことができる。

・全ての業務において主体的に行動でき、考えて判断することができる。

・介護士としての本来の役割である「身体介護」「社会活動に対する支援」「相談や助言」などを担うことができる。

・ご利用者さんと長期に関わることが多いため、信頼関係を築くことができる。

・在宅の利用者さんの場合、デイサービスの送迎時などに自宅を見ることができ、生活環境を知ることができる。

・レクリエーションや季節に合わせたイベントなどの、企画を立てて実施することができる。

などがあります。

■介護施設勤務のデメリット

・コミュニケーションをとるのがすごく苦手な人

・レクリエーションやイベントなどを考えたりすることが大変と感じる方

・人前で話すのが苦手は方

にとっては介護施設の方が大変と感じると思います。

また、移乗などの体力を使うことが多いため、力がない方や腰痛などがある方にとってもきついと思われます。

介護施設は介護士が主体なので、考えて判断するという場面もたくさんあります。

日中に利用者さんが急変したときには、看護師が常駐している施設では中心となって対応にあたります。

しかし看護師の人数が少ないため介護士も協力しながら対応しなければなりません。

夜間は看護師を配置していない場合も多いので、基本的に介護士が対応をしていくことになります。

緊急時の対応や、状況に合わせて適格に判断しなくてはならないため、そういった面で介護施設は大変だと言えます。

■病院勤務のメリット

・医療行為が間近で見られ、実際に携わることも多いため医療知識がつく。

・レクリエーションやイベントなどが介護施設と比べて少ないので苦手な人には良い。

・高齢者に限らず幅広い年層の方がいるため、いろんな方と接することができる。

・力がいる仕事が介護施設よりは少ない。

・入院・退院と入れ替わりも多く、いろんな状態の方がいるため幅広く柔軟な知識や技術(対応能力)を身に着けることができる。

■病院勤務のデメリット

一方病院では、医者や看護師の指示・方針に従って動かなければならないため、主導的に働きたい人にとってはもどかしく感じると思います。

病院ではいろんな状態の方がいるため、繊細で柔軟な対応を求められます。

医療器具を管理したり、治療のサポート、患者さんに合わせた対応を求められます。

医療的な知識をたくさん身につければなりません。
そういった対応が苦手な方は、病院は大変だと感じるでしょう。

結果的にどちらが大変なのか?

いかがでしたか?

みなさんはこの内容を読んでどちらが大変と思いましたか?

結果からいうとどちらが大変なのか、また働きやすいのかは自分が求めるものによって変わるのです。

病院・介護施設、この二つでも役割や仕事内容は違いますが、それぞれの病院・介護施設によっても様々です。

これから介護士として働こうと思っている方、今どちらかに勤務しているが病院や介護施設の介護士はどんな仕事をしているのか?

これから介護士としてどのような道を歩もうかと考えている方の役に立てればと思います。

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